2015/08/25

フランスの結婚式①

結婚式。彼のお母さんたちが住むマルセイユで、親族と親しい友人だけの小さな結婚式を挙げた。

まず フランスでは、日本みたいに当日に用紙を1枚提出するだけ、ではもちろん決して通らず、自分(家族でもOK)の住んでいる区役所で証人を立てて結婚式(人前式のような もの)をしなければならない。そのためにはまず区役所へ希望の日取りを伝え、予約する。で、書類大国のフランスなので、もちろん結婚式までに、出生証明書、独身証明書、居住証明書などたくさんの書類が必要。しかもそれは区によっても違ったりするので、適当なのか細かいのかよくわからず、とりあえずなかなかややこしい。

 
でも無事それもクリアし、いよいよ当日。区長さんが結婚に関する法律や、愛はどういうものなのか、子供の権利 は...などを読み上げ、スピーチをする。ユーモアのある区長さんで、法律を読み上げてる途中で「内容が少し難しいけれど、私の話すスピードは早すぎませんか?」と私に聞いてくれ、大丈夫だと答えると、「よかったわ。まあ私も半分も理解できてないけどね。」と笑いをとる。


結婚の誓いをそれぞれに尋ねられ、”Oui”と答えたあとに、証明書にサインをする。証人は新郎新婦にそれぞれひとり、もしくはふたり。証人もサインをする。
サインといえば、フランスにはもちろん印鑑というものは存在しないので、自筆のサインが重要な意味を持つ。なので、自分で考えたサインを登録し、それが公的にも認められるサインとなる。もちろんわたしは日本語での署名は合っても、サインなんてしたことないので、結婚式の申し込みをする際書類にローマ字で簡単に名前を書くと、Cyrilに、誰にも真似できないような自分のサインを作らないとだめだと注意され、そのあと自分のサインを考えて、何度も練習をさせられたw


結婚式の広間から外に出ると、そこは大きな庭。そこでみんなでわいわい写真を撮り合う。これは日本もフランスも変わらない。

隣ではアフリカ系の家族の結婚式。色とりどりの衣装が綺麗だった


今日はここまで。次回に続く♪
A souivre...

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