2016/03/22

とても便利なOUIBUS

Cyrilの親戚がマルセイユに住んでいるので、結構ニースとマルセイユを行ったり来たりすることが多い。わたしたちもTGVという日本の新幹線みたいな高速列車を利用していたのだが、これがもういつも問題が起きる。まず時刻通りに出発することが当たり前ではない。つまり到着は遅れる。その遅れも10分程度ならまだいいが、30分、1時間と遅れることもけっこうある。指定席を取ったのにもかかわらず、何も案内がないまま30分ほど出発時間を過ぎ、そして悪天候による遅延の関係で突然その車両が切り離されることにになり、 自由席に移動させられたこともあった。

でも!!こんなものがあるよ!なんて偶然見つけたOUIBUSという格安長距離バス。実2012年から”iDBUS”という名前でSNCFが運営しているが、昨年2015年の9月からOUIBUSという名前に変更してしている。


これが驚くほど便利!
まず、ニース市内のSNCFの駅からマルセイユまでTGVを利用したとしたら、
片道約2時間半で38ユーロ。(価格は日時によって変更あり。)
でもOUIBUSなら、ニース空港からマルセイユまで同じく片道2時間半、たったの9ユーロ!
手荷物1個の持ち込みと、トランクに1個預けることができる。そして30分前には車内に乗り込むことができる。(TGVとは大違い!)
わたしはすでに4、5回利用しているが、同じSNCFの運営とは思えないほど、時間通りに着く(笑)。運転手さんもとっても感じがいい。しかも車内は綺麗だし、設備は全席にコンセントが付きWi-fiも完備されていて、この値段だと申し分がない。



予約もとくに複雑なことはない。このサイトから。
http://booking.ouibus.com/
価格は5ユーロから。
ただし、決済は現在VISA/Masterのみで、それぞれセキュリティコード(VISAはV-PASS、MasterはSecurityCode)を設定したクレジットカードでないと決済できないよう。

写真:sncf.comより
もちろんEチケット制だけど、乗車当日はとくに紙に印刷して持っていく必要はない。パスポートなどの顔写真付きの身分証明書を持っていけば、運転手がスマートホンを持っていて、座席番号を照合して乗り込む仕組み。

国内の移動はもちろん、パリからロンドンやブリュッセルなど海外へもいけるし、ニースからはミラノにだって19ユーロでいける。列車や飛行機と比較してOUIBUSを賢く利用するのがおすすめです♪

OUIBUSが運行している場所

今日はここまで。
A bientôt!



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