2016/03/28

Taxi?それともUBER?①

先日、フランス国内移動やミラノ、ロンドンなど近距離国への移動にとても便利な長距離バスOUIBUSのことを書いたが、それに続けて今度はフランス内のタクシー移動について。

以 前、わたしはタクシーで散々な目にあったことがある。
大切な約束事がありタクシーを予約し、伝えた住所が車内のGPSで出てこず(家でGoogle mapを調べた時には住所は出ていた。)、運転手は別の似た住所(フランスでは通りの名前は同じでも、その名前の前にBoulouverd、Avenue、Rueとそれぞれつくと、それぞれに違う場所を指す。その時はRue ○○と伝えたのに、Avenue ○○に連れて行かれた。) と勘違いし、全然違う通りで降ろされ、まったく迷子になってしまった。
その時、わたしはまだフランスではスマートフォンを持っていなかったのだ。仕方がな いので二代目のタクシーを呼んで15分後またタクシーに乗ったはいいが、そのタクシーのGPSにも住所は出てこず(会社が同じなので当たり前ではあるけれ ど)にも違う場所に連れて行かれ、結果1時間も約束時間に遅れ、約束はキャンセルされてしまった。
他にも、観光客相手に相当な値段でぼったくるタクシーの話も よーく耳にする。


そんなことを話ていると、Cyrilの上司がこれ本当に便利だよ!!と鼻息荒く、いや、とっても熱心に教えてくれたのが、”UBER”である。

UBERとはアメリカで生まれた、スマートフォンのアプリを使った配車タクシーサービスのこと。
現在では世界54カ国、250都市以上でサービスを展開していて、実はここフランスでも少しずつ利用者が増えている。なんといっても、聞けば聞くほど、かなり便利そう!


UBER の特長は、タクシーを呼び出ししてから料金の支払いまで、全てスマートフォンのアプリ上で完結すること。スマホの地図上で乗車したい場所を指定してタクシーを呼び出し、乗車。降車時の支払いは事前にアプリに登録したクレジットカード情報を元に手軽に決済処理できる。つまり、事前に予定金額を知る事ができ、車内では金銭のやりとりが発生しないのでスムーズに降車できるというわけだ。


さて、ここからはCyrilの上司からの説明。
まずアプリを立ち上げる。自分の位置を入力すると、画面には近くを走っている数台のUBER車が表示される。その中の一台を選択すると、あっというまに車が目の前に。その車というのも、一般者なんだけど、かなりリュクスな車で、運転手さんも服装もきちんとしていて、驚くほどみんな感じがいい。行き先は事前に アプリで入力できるから、乗り込んだらすぐ出発してくれる。しかも車内はいつ利用しても綺麗だし、必ずサービスのミネラルウォーターのペットボトルが置い てあるし、車内の音楽も指定できるんだ!普通のタクシーみたいに、遠回りされてないかとか、つり銭誤魔化されてないかとか、そんなことまったく気にする必 要ないんだ。タクシーよりも価格や安いし、本当に僕のおすすめだよ!



といい、上司はUBERのアプリを開いて、熱心にCyrilに教えるあまり、誤って本当に車の呼び出しボタンを押してしまった。それからあっというまに、職場に車が迎えに来てしまい、上司は意味もない料金(6ユーロ)を払ったそう(笑)

ただ、いろいろと調べていくと、このUBERをめぐってはやはりいろいろと問題がありそうだ。
②へ続く。


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